富士山頂での3次元雨量計の観測結果概要
2010年7-8月、3次元雨量計が富士山頂測候所の測風塔に設置され、計9回の降雨イベントが観測された。うち5回が落下型降雨(水平面の上方から落下する雨水)、4回が吹上降雨(水平面の下方から飛来する雨水)であった。3次元雨量計は、上方から落下する降雨量のみならず、上昇気流に乗って斜面の下方から飛来する雨水の斜面衝突量を正確に計測した。
詳細は、第4回富士山シンポ(平成23年1月23日)平成22年富士山測候所における観測・研究の成果報告会、東京大学、松田、島村参照