2015年の台風11号による熊野川氾濫時の3次元雨量計観測結果の概要
2015年7月15日~19日、熊野川を氾濫させた台風11号 の総雨量は、熊野川行政局(転倒ます雨量計)の総雨量観測値が599mmであったのに対し、熊野川小学校校庭(3次元雨量計)の総雨量観測値は721mm(水平投影雨量)であった。 両雨量計の捕捉率に20%(=(721-599)/599)、最大時間雨量で16%(=(58.2-50.0)/50.0)もの大きな差が観測された。